大蔵3丁目公園
お天気が良いのと引き換えに、かなり暑そうだが、PM3:00頃、自転車で出かけた。
やはり目的地は定めず、暑さのせいか自然に水辺に向かっていた。
仙川を下って、成城学園中学の池をフェンス越しに覗く。
あとで調べたところでは、正面入口で申し込めば見学できるらしい。
小田急架橋をくぐって大蔵3丁目公園の池へ。
かなりの水が崖から池に流れ込んでいるようだ。
池の水は細い流れになって山裾を流れ、四角く囲われて洗い場になっている。
昔の人々の生活のための水場だったそうだ。
更に流れに沿って下ると、昔は池だったという山裾の窪地に弁財天の小祠があり、その後ろに階段がある。
今まで何度かここに来たが、足腰に自信が持てず、崖を上ったことはなかった。
今日は思い切って上ってみることに。
途中に棚状の小さな平地があり、弁天様のと似た小さな石の祠の両脇に「太々講」の記念碑が3基(伊勢・御嶽・大山)立っている。
「太々講」が分からないので調べたが、「太々神楽を奉納するための講」というので「太々神楽」を調べたが分からない。
「どこそこの太々神楽」という個別の記事ばかりで、そもそも「太々」が何だか分からなかったが、「大々的な・大掛かりな」というようなニュアンスだろうと勝手に解釈しておく。
更に上ると林の中を小道が続き、所々に上り下りの小道が分かれた散歩道になっている。
上って行くと丸太を組み上げた東屋風の構造物があり、その先は開けた広場に様々な木製遊具が並ぶ児童公園になっている。
どれも太い丸太を組み上げた、吉野ヶ里を連想させるような立派な遊具だが、平日の午後だからか、子供も大人も一人もいない。
その先は何かのコートで、大人たちがプレイしているようだったが、無駄に立派な遊具が立ち並んでいるよう見えた。
子供の遊び心を誘発するにしては、ちょっとイカツイ感じかも知れない。
(後に「アスレチックス広場」と判明)
小道を下って弁天小祠に戻ると、一人の老婦人が猫を可愛がっていたので立ち話。
この近くに住んでいて、暇があれば大蔵運動場から林間の小道を散歩しているそうで、近辺の猫たちにも詳しいらしい。
仔猫を襲うカラスやハクビシンもいるという。
話込んでいる間に、オヤツを食べ終えたキジトラ君はサッサと引き上げて行ってしまった。