祖師谷公園〜補助54号線を探す
雨は降りそうにないので、今日も午後遅くなってから、徒歩で近所を歩いた。
祖師谷公園で目立つのは、花壇に植えられたスカシユリやミニヒマワリだが、公園のあちらこちらの紫陽花も、様々な種類があって楽しい。
アジサイなどを撮りながら公園を縦断し、上祖師谷 神明社の猫たちに会いに行こうかと、神社の下から見上げると、昨日よりもっと多くのオジサンが集まっている様子。
何となく気圧される感じでUターンして、上祖師谷の安穏寺裏辺りに、バイパスとして予定されている補助54号線を探しに行くことにした。
駒大グラウンドを大回りして住宅街を迷い歩いていたら、フェンスに囲まれた工事予定地らしい空き地が、何ブロックか集まっている場所に、説明を書いた大きな看板があり、地図も添えられていた。
私に理解できた範囲では、榎交差点から少し北へカーブして、看板のある上祖師谷2-3付近から神明社の南側を通り、成城通りと交差するらしい。
問題はその先がどこを通るかだが、ネットで見た地図では、この春キンランを見つけた緑地を横切っていたような気がするが、よく早とちり・勘違いをする私なので、勘違いであることを祈っている。
公園以外の道路を歩くと、疲れても腰を下ろせないのが腰痛持ちには辛い。
舗装された道路も、足を疲れさせるようだ。
ヨレヨレになって祖師谷公園に戻ると、思いがけずに懐かしい草花に巡り会えた。
もう20年ほど前になるが、二子玉川の住宅街を通る「谷川緑道」で、野草の調査をしている人たちに会い、午後3時に開花する「3時花」という、ピンクの小花を教わった。
気をつけていないと見過ごしてしまうようなささやかな花だが、調べるとスベリヒユ科のハゼランというのが正式名だった。
その後、緑道から持ち帰った細かい種が、鉢植えやプランターに勝手に生え、毎年可愛い花を咲かせていた。
現在住んでいる周辺では、ハゼランを見たことがなかったので、ちょっと淋しく思っていたので、今日祖師谷公園の片隅で出会えて、本当に嬉しかった。
夕方で風も吹いていたので写真はブレてしまった。