船橋(宝性寺・神明神社)
東海地方も梅雨入りしたとのニュースに、いよいよ関東の入梅も近いと思い、PM2:00過ぎ、自転車で散歩に出かけることにした。
いつものルートで、民家の間を縫って環八に出て、ユニクロの前の交差点を渡り、最初の角を曲がって何となく寺や神社のありそうな方へ進んで行くと、果たして宝性寺が見つかった。
本堂の周辺は作業員が入り、植木の手入れをしているらしいので、隣の不動堂の門から入る。
不動堂、もう一つのお堂、お地蔵様、観音様、墓地の六地蔵と庚申塔、枯れた木の切株などを見る。
お地蔵様は「夜泣き地蔵」で、子育て地蔵として知られているそうだ。
庚申塔は、大青面金剛尊で、昔から「イボ取り庚申」と呼ばれているという。
また切株は、昔「トチの木寺」と呼ばれた頃の、名残の栃の木の切り株らしい。
次いですぐ隣の神明神社へ。
境内の半分は保育園なのか、子供たちの遊び場として開放されているので、遊具で遊ぶこ子供たちで賑やかだ。
見事なクロマツの巨木が数本、空に向かって聳えているが、全体に気取り気のない神社の雰囲気のせいか、威圧感はまったくない。
地域に溶け込んでいる感じが伝わってくる神社だ。
地図で見ると、希望丘小学校から希望丘公園まで、烏山川緑道が斜めに繋いでいる筈なので、緑道を探し回ったが見つからない。
とりあえず通ったことのある希望丘公園から地下道を経て、烏山川遊水地を通り、遊歩道をたどって環八の蘆花公園北東角の交差点を渡り、蘆花旧邸前の雑木林で一休み。
見つからなかった緑道を、来た道を逆にたどって探そうかと思ってスタート直後に、雑木林の中の不規則な敷石に乗り上げ、見事に転倒、自転車から笹薮の中に放り出された。
幸いケガはなかったが、空も曇って来たことだし、転んだのは「帰りなさい!」ということだと考えて帰路につく。