お散歩日記

メタボ回避のお散歩記録

超ディスカバー・近所

f:id:zam:20140524204817j:plain
          (夏も近づく・・・祖師谷公園)
 

夫は蚊に刺されるのが嫌なので、散歩に行きたくないと言うので、一人で近所を回って来た。

元々、私の散歩は「ディスカバー・近所」なのだが、今日のは「超」がつきそうだ。

 

f:id:zam:20140524205055j:plain
          (庚申塔・上祖師谷5丁目)

 

祖師谷公園北側を通る道は、道幅が狭いのに交通量が多いことで悪名高い。

「六郷田無道」と言われた古い道だそうだ。仙川の滝坂で甲州街道と合するので「滝坂道」とも呼ばれたらしい。

その道の祖師谷5丁目付近に「庚申塔」があるというので見に行った。

 

六郷田無道 (その4 世田谷~給田)

   http://www.geocities.jp/peepooblue/rokugo-tanashi4.html

というサイトの「塚戸十字路から榎交差点へ」を読むと、「六郷田無道」と「滝坂道」は別の道らしい。

榎交差点を中心にして、「六郷田無道」は南北に走り、「滝坂道」は東西に通っていたらしい。

 

f:id:zam:20140524205513j:plain
          (庚申塔の側に植えられていた花)

 

車が怖いので普段は避けて通らない道なので、ちょっと新鮮な感じだ。

近所の人たちがお世話しているらしく、庚申塔は周囲に可愛い花なども植えられて、街道を見守っていた。

天和二年(1682)に建立されたものとのこと。

 

f:id:zam:20140524205744j:plain
          (つりがね池のベンチ)

 

上祖師谷の住宅の間を適当に走って、祖師谷公園を通り抜けて「つりがね池」へ行ってみた。

 

f:id:zam:20140524205949j:plain
          (つりがね池のカモの夫婦)

 

藤も花菖蒲も終わってひと気のない池には、カモの夫婦がノンビリ泳いでいて、私の姿に気づくと泳ぎ寄って来たが、何も貰えないと分かると、サッサと後から来た親子連れの方へ行ってしまった。

最近の動物たちは人を恐れなくなっているようだ。

 

f:id:zam:20140524210203j:plain
          (お旅所の熊野社・祖師谷6丁目)

 

つりがね池からの戻り、この付近に神明社の飛び地らしい金網で閉ざされた空き地に、鳥居と小さなお社があるのが気になっていた。

 

f:id:zam:20140524225733j:plain
          (庚申塔・熊野社のお旅所)

 

ネットで調べたところ、祀られているのは「熊野社」のお旅所で、祖師谷・神明社に合祀したところが、その後悪疫が流行り、神の祟りだと言うので元の場所に戻したら、悪疫がピタリと止んだそうだ。

一旦、合祀してしまったので、お旅所となっているとのこと。

 

f:id:zam:20140524210536j:plain
          (成城学園哲士寮・祖師谷6丁目)

 

もう一つ、やはり「つりがね池」の付近で気になっていた「成城学園 哲士寮」という大きな木々の繁っている場所は、主に成城学園の運動部の合宿に使われているそうだが、「祖師谷」の地名の元となった祖師堂が属していた「地福寺」があった場所らしいと言う。

 

f:id:zam:20140524210933j:plain
          (祖師堂の看板・世田谷区祖師谷4丁目)

 

となると、現在の「祖師堂」はどうなるのだろう?  

地福寺は哲士寮の場所にあったが、祖師堂は哲士寮ではなく、少し離れた場所にあったということかも知れない。

 

f:id:zam:20140524211404j:plain
          (クレマチス・祖師谷公園)

 

その後は祖師谷公園のお気に入りの隅の花壇で、花々としばらく過ごして帰宅。

2〜3日行かないでいると、何かしら目新しい花が咲いているので楽しみだ。

今日は小ぶりで釣鐘型の紫ピンクのクレマチスと、もしやギンラン? と思われる白い花を見つけた。

 

f:id:zam:20140524211544j:plain
          (ギンラン? ・祖師谷公園)