お散歩日記

メタボ回避のお散歩記録

岡本下山小緑地〜静嘉堂緑地〜喜多見・念仏車

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          (バッタの原・静嘉堂緑地)
 

午後、仕度に時間のかかり過ぎる夫にシビレを切らし、とうとうケンカして私1人で自転車で飛び出した。

PM2:30過ぎに家を出たので、自転車を置くことにしている静嘉堂緑地・バッタの原に着いたのはpm2:55だった。

バッタの原からは徒歩で、丸子川沿いに二子玉川方向へ歩き、谷戸川が合流する地点の先の下山橋交差点を左折して、大蔵通りに出た。

 

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          (旧小坂家住宅の裏門・岡本下山小緑地)

 

静嘉堂文庫の正門を見つける前に、古い門を見つけて入ってみた。

入ってすぐ右手に、2基の石仏があり、説明文によると今はない「幽篁堂庭園」にあった庚申塔だとのこと。

 

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          (カッパ似の猿・旧幽篁堂にあった庚申塔

 

1基は河童の像だと思ったが、帰宅後調べたら猿の像だそうだ。

思いがけず見つけた静かで美しい緑地だが、目的地でないのと時間の余裕がないので、周囲の写真を数枚撮って静嘉堂文庫に向かう。

 

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          (岡本下山小緑地)

 

あとで調べたところでは、庭の奥の坂を上がると、瀬田の「旧小坂家住宅」に出るらしい。

 

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          (静嘉堂文庫・正門)

 

初めて静嘉堂文庫の正門から入る。

門を入るとすぐに右側に池が広がって、池に沿って進むと谷戸川に行き当たる。

 

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          (静嘉堂文庫正門の横の池)

 

橋を渡ってしばらく行くと、左に「トンボの湿地」に向かう道が分かれる。

時間の関係で、今日は右側の探検だけにしようと思う。

 

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          (生物の森〜あずまや  への岐路)

 

またしばらく進むと、今度は右側に「生物の森」と「あずまや」がある道が分かれている。

右に道を逸れると、谷戸川とは別の水路が現れ、更に進んで行くとベンチで読書中の男性がいた。

 

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          (あずまや)

 

その人の前を通り過ぎると、ちょっと木々が開けて明るい場所に、何ともグロテスクな「あずまや」があった。

ちょっと休む気になれないのですぐに引き返して、静嘉堂文庫の中央ロータリーに向かう。

 

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          (バッタの原・お気に入りのベンチ)

 

夫と一緒なら、再度霊廟などを見物するところだが、1人なのですぐに女坂を下って自転車を置いた「バッタの原」に戻る。

大好きなバッタの原は、今日もひと気はなく、ベンチでホッと一息つくとPM3:30だった。

閉園時間までまだ30分あるが、中途半端な時間の余り方なので、自転車に乗って喜多見を目指す。

 

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          (念仏車・世田谷区喜多見7-7)

 

喜多見も、先日見残した「念仏車」が目的なので、方向音痴の私が迷わずに行けるように、昨夜地図を見て研究した通りに、丸子川の開始点から大蔵を通って野川沿いに次太夫堀公園の真ん中の道へ、更に喜多見を縦断する一本道を北上して、目的の「念仏車」を無事に見つけた。

 

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          (念仏車 周辺の町並み・世田谷区喜多見7丁目)

 

「念仏車」や庚申塔地蔵尊よりも、三叉路だか五叉路だか、複雑な交差点になっているこの地点の、町並みが味わい深い。

 

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           (念仏車 周辺の町並み・世田谷区喜多見7丁目)

 

慌ただしく写真を撮って帰路についたが、後で地図を見ると、このすぐ先に「丸正浴場」という銭湯があったのだ。

 

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          (大蔵 妙法寺・本堂)

 

帰りは迷わぬように次太夫堀公園から野川の水道橋を渡り、砧小学校の坂を自転車を押して上り世田谷通りへ。

ついでなので、更に自転車を押して「おおくら大仏」の妙法寺に寄ってみた。

どこからどこまで手入れの行き届いたお寺。

 

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          (妙法寺 墓地の案内クロネコ

 

「おおくら大仏」を拝観しようと墓地に回ると、首輪をつけた黒猫くんが現れ、付かず離れず墓地を案内してくれた。

 

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          (ヒマワリのように回るという〝おおくら大仏〟)

 

 大仏さんは逆光で、シルエットしか撮れなかった。

あとは仙川沿いにひた走り、ケンカ別れした夫の待つ家にPM5:00頃帰り着いた。

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          (妙法寺 墓地に植えられていた真紅のアマリリス